でざいなーろぐ

Webデザインに関するアレコレ、私なりのやり方など。

webデザイナーを目指した理由と経歴

f:id:yagihiro:20190219154700j:image

私がwebデザイナーを志した理由

結論から言ってしまえば単純に人間が嫌いだったからである。

 

人にこの職業を志した理由を聞かれてもこう答えることはない、なぜなら100%「どの職業も人と関わるんだから云々…」と説教されるので。

もちろんそれはその通りだし現にwebデザイナーだって打ち合わせやらなんやら人とコミュニケーションをとることになる。

が、営業とかディレクターに比べればその機会は段違いに少ないし、ほとんどskypeとかで済む。

基本的に仕事中、私が向きあっているのはPCだけ。

相手の顔色を伺うこともない、機嫌を損ねることもない(PCもたまに機嫌を損ねるが)気を遣う必要もない。

 

幼少期から人間が苦手で学生時代はずっと陰キャ、接客のバイトも数日で辞めるコミュ力のなさを考慮したら必然的に対人間の仕事が向かないのは明瞭だった。

 

私の務めている小さな制作会社はかなり特殊というか融通がきくので、打ち合わせなんぞ行きたくない!って言ったらその辺はディレクターが全部やってくれて私はクライアントと顔を合わせたり、直接話さなくても黙々とデザインを作っていればいいのである。

 

そこでなぜデザイナー?

小学生の頃は休み時間のたびに自由帳に絵を描いていたような子で、当時はイラストレーターになれたらいいなあなんて考えていた。

しかし圧倒的に絵心がなかったので早々に諦めた。

その後兄と同じ高校という理由で入学した高校は少し特殊な工業高校で、デザイン関係の学科があり、そこで初めてAdobe Illustratorに触れることになった。

 

授業としては情報技術と称してタイピングやらexcelの使い方を学ぶ授業で、その中でちょろっとイラレのペンツールを使って簡単な図形を描くとかその程度だった。

引きこもりな私はそこそこタイピングも早く、その授業は成績がとてもよかった。

 

絵こそ得意ではなかったが、芸術というか、感覚がモノを言うタイプのものは割と好きだったし、在学中にカラーコーディネーターなどの資格も取得した。

 

そこで閃いた、PCを使ったデザインの仕事こそ向いているのではないかと。

こうしてPC×デザイン=webデザイナーという結論に至ったのである。

 

本格的にwebデザイナーを目指して専門学校へ

高校卒業後、webビジネスを学べる専門学校へ進学し、上京。

 

その学校では1年時にディレクションからコーディング、デザインまで一通り勉強し、方向性が決まったところで2年次にディレクターコースかデザインコースに進む、というシステムだった。

 

新設学科だったこともあってクラスメイトは10名にも満たなかったが、ほとんどがwebの知識ほぼゼロといった感じだった。

かくいう私も拡張子?なにそれおいしいの?レベルだったので、これからweb系の専門に進学を控えている人は気楽に構えてほしい。

みんな案外知識なんてないし、出遅れるってことはほぼないと思う。

それでも前述したカラーコーディネーターの資格があったり、イラレが多少なりとも使えるってだけで、webそのものの知識がなくてもクラスメイトよりはスタートが有利だったように思える。

 

バイト探しで現在の制作会社に出会う

専門に入ってからカラオケや雀荘でバイトしたが、コミュ障すぎてどちらも一瞬で辞めてしまい、もう接客は無理だろうと見切りをつけ、就職にも有利になるだろうとweb制作の会社を探した。

そこで見つけたのが現在も務めている制作会社である。

 

募集要項としては非常にハードルが低く、日頃インターネットを使える程度の知識があればOKというものだった。

まあでも実務経験のない人間はお呼びでないかな…と思いつつも学校からも近かったし、ダメ元で応募し、面接を受けるとあっさり合格。

上司曰く、あの時応募してきた人は100人近くいたが、ほとんどが本当にネットサーフィンする程度の知識しかなく、Adobeのソフトが使えたり、基本的なHTML、CSSなんかを理解している人は私含め3人ほどしかいなかったらしい。

だったら募集要項にそう書けよって思わなくないが、やっぱりハードルが低い方が応募しやすいのだろう。

 

バイトから正社員へゆるく昇進

2年生の6月あたりからバイトとして働き、就活のタイミングで社員さんに「就活めんどいんで社員にしてください」って言ったらあっさりOK。

まあそもそも人手不足も甚だしい常態でブラック企業だったのでってのが大きいと思う。

 

クラスメイトに、同じようにバイトとして働いていた会社にそのまま就職した子もいたが、何か課題を出されてこれが出来れば社員にしてあげるよっていうスタンスだった気がする。

 

こういった就活系の記事も後々書く予定なのでよければ見てください。

 

まとめると

デザイナーだからと言って必ずしも絵心は必要じゃないし、きっちりスーツで履歴書書いて就活!ってしなくても就職できる場合もある。

学歴や経歴よりも今何が出来るかが最も重要視される業界だから、コミュ力がなかろうが勉強ができなかろうが、いいデザインができればいくらでも道は拓ける。

 

私は自他共に認める社会不適合者だけど、今こうしてwebデザイナーという肩書きがある。

私に出来るなら今この記事を読んでいる人にも出来るので、ぜひ諦めず邁進してほしい。

もちろん環境や運もあってのことだし、参考にならないかもしれないけどゆるく書いてくので見てもらえるとありがたい。

ごあいさつ

f:id:yagihiro:20190218175452j:image

はじめまして、現在在宅でwebデザイナーをしているひいと申します。

既婚子なしで主婦をしながら働いています。

在宅と言ってもフリーランスではなく、企業に所属し正社員として在籍しています。

 

このブログではどうやってデザイナーになったのか、どんな仕事をしているか、どのように制作しているか、などWebデザイナーを目指す人や現役デザイナーに役立つ情報をのんびり発信していけたらと思っています。

よろしくお願いいたします!